シミュラクラ

[題名]:シミュラクラ [作者]:フィリップ・K・ディック  鬼才P・K・ディック氏の作品では、しばしば「本物と偽物」という構図が登場します。一見すると本物と見分けのつかない存在が現実を侵食していくというもので、例えば名作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』では人間そっくりのアンドロイドがこの役割を果たします。  本書の題名『シミュラクラ』は、「肖像・似姿・模造品」などという意味…

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星間パトロール 太陽強奪

[題名]:星間パトロール 太陽強奪 [作者]:エドモンド・ハミルトン  〈星間パトロール・シリーズ〉に属する五編のエピソードを集めた連作中編集です。  本シリーズは収録作品『激突する太陽』を嚆矢としますが、この時点ではまだ人類は本格的に太陽系外へ進出しておらず、事件に当たる組織名も太陽系巡視隊("Interplanetary Patrol":意味的には「惑星間パトロール」)です。 …

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星間パトロール 銀河大戦

[題名]:星間パトロール 銀河大戦 [作者]:エドモンド・ハミルトン  スペースオペラ作家ハミルトン氏の〈星間パトロール・シリーズ〉に属するお話で、作品発表順では四番目に当たる長編です(残りの五つは中編)。ハミルトン氏は執筆期間が長いのですが、本作はかなり初期の作品ですね。  〈星間パトロール・シリーズ〉最大の売りは、何と言っても“星間パトロール("Interstellar Pat…

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