仮想現実

[キーワード]:仮想現実  仮想現実とは、コンピュータ上に現実そのものに近い世界を構築してしまうことです。同様のガジェットにサイバーパンク系SFに登場するサイバースペースがありますけれど、サイバースペースがあくまで様々なコンピュータ上の概念をシンボルとして認識するための疑似世界であるのに対し、仮想現実は我々が良く知っている身の回りの世界に似たものをコンピュータの中に構築するという点が大…

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サイバースペース

[キーワード]:サイバースペース  サイバースペースとは、コンピュータ上に作り上げられた擬似的な空間のことです。日本語では電脳空間と訳されることもあります。SF作家ウィリアム・ギブスン氏が発明された造語であり、氏の作品を含む、サイバーパンクと呼ばれるSFジャンルの主な舞台です。  このサイバースペース、空間と言っても現実世界と対応したものではありません。コンピュータの中に存在する概念…

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サイボーグ

[キーワード]:サイボーグ  サイボーグとは、体の一部を人工物へと置き換えた生き物のことです。時々誤解されていることがありますが、ロボット(アンドロイド)のように完全な人工物ではありません。あくまでベースは生物です。  サイボーグは"Cybernetic Organism"(直訳すると『人工頭脳学的な生物』?)を略した言葉で、アメリカの医学者マンフレッド・クラインズ氏等が提唱したもの…

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ロボット

[キーワード]:ロボット  ロボットという単語の定義は、文脈によって多少ゆらぎがあるようです。現在、ロボットと呼ばれる対象物が既に存在していることがその一因かもしれません。大雑把な言い方としては、「人間の代わりに仕事をする知性を持った機械」といった辺りになるでしょうか。  ロボットという言葉を生み出したのは、チェコの作家カレル・チャペック氏です。チェコ語で「労働」を意味する単語をもじ…

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スペースコロニー

[キーワード]:スペースコロニー  スペースコロニーとは、宇宙空間に人間の定住する場所を作ってしまおうというものです。言ってみれば宇宙ステーションの親玉みたいなものですが、宇宙ステーションが一時的に滞在する場所であるのに対して、スペースコロニーは恒久的な住みかとするためのものであることが最大の違いでしょうか。  スペースコロニーは人間の住まう場所ですから、生活に不便を来してはいけませ…

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異星人

[キーワード]:異星人  私達が知っている生命は、今のところ地球で生まれたものだけです。地球以外の場所に生命が存在するのか、さらに知性を持った生き物がいるのかは、まだ誰も知りません。  地球とは別の星で進化した知的生命体のことを、SF作品では異星人と呼ぶことが多いようです。  一般には宇宙人と言われるものですが、この呼び名はSFではあまり使われない傾向があります。UFOと併せて、ど…

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軌道エレベータ

[キーワード]:軌道エレベータ  軌道エレベータとは、地球の赤道上から宇宙まで伸びる巨大なエレベータのことです。宇宙エレベータ、軌道塔、スカイフックなどと呼ばれることもあります。全長数万キロメートルに及ぶ、超巨大構造物です。  莫大な燃料を噴射しながらようやく衛星軌道に辿り着くロケットと違い、軌道エレベータはケーブルを伝って上っていくだけですから、遙かに経済的です。しかも、下りは回生…

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ホワイトホール

[キーワード]:ホワイトホール  SFでは、なんでも吸い込んでしまうブラックホールの反対、いかなるものも中へ進入できないホワイトホールなるものが時々出てきます。ブラックホールの中に落ち込むと、別の場所にあるホワイトホールから出てくる等、一方通行のワームホールとして扱われることが多いようです。これは一体、どんなものでしょうか?  実は、ホワイトホールとはブラックホールの時間軸を反転した…

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ブラックホール

[キーワード]:ブラックホール  ブラックホールとは、重力が強過ぎるために脱出速度が光速を超えてしまった物体のことです。我々の世界では光速度以上に速く移動することはできませんから、ブラックホールに捕まったが最後いかなる物体も外へ出てくることは不可能ということになります。  天文学者カール・シュバルツシルト氏が相対性理論から導き出したこの物体、当初はあくまで理論上のものだと考えられてい…

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反物質

[キーワード]:反物質  私達の身の回りの物は様々な種類の原子から成り立っています。そして原子は、負の電荷を持つ電子、正の電荷を持つ陽子、電荷がゼロの中性子で構成されます。もちろん、これはほとんどの方がご存じのことでしょう。  これらの粒子には、電荷だけが反対で他の性質は同じ反粒子というものが存在します。それぞれ、正の電荷を持つ陽電子(ポジトロン)、負の電荷を持つ反陽子、そして反中性…

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超光速

[キーワード]:超光速  無限に広がる大宇宙――というのは少々使い古された形容ですが(^^;)、実際宇宙はとても広いものです。惑星間の移動ですら今の技術では何年もかかってしまうほどですし、恒星間は気の遠くなるような距離です。いわんや銀河間ときたら……。  もっとも、空想の翼を羽ばたかせる限りにおいてはその距離は足枷とはなりません。むしろ宇宙を描くSF作品では、そのスケールこそが何より…

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タイムパラドックス

[キーワード]:タイムパラドックス  タイムパラドックスとは、タイムマシンその他の手段で過去に移動することができたとき、それによって生ずる矛盾のことです。時間旅行を扱うSFでは良く取り上げられるガジェットの一つですね。  一例を挙げると、祖父殺しのパラドックスというものがあります。仮に私がタイムマシンで過去へ行き、若き日の祖父を殺してしまったとしましょう(いや、別に私は祖父に恨みはあ…

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タイムマシン

[キーワード]:タイムマシン  SFマニアならずとも、タイムマシンがどんなものか知っている方も多いでしょう。現代SFの祖H・G・ウェルズ氏が考え出された、未来もしくは過去へ時間を移動するための装置のことですね。  実際のところ、『未来への移動』は不可能ではありません。ウラシマ効果を使ったり、あるいは冷凍睡眠で長い間眠りに就くという手もあるでしょう。今のところ現実的ではありませんが、科…

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スペースオペラ

[キーワード]:スペースオペラ  スペースオペラは、日本語では宇宙冒険活劇と訳されることもあります。ホースオペラ(西部劇のこと)をもじった言葉で、低俗というニュアンスをしばしば含むようです。要するに舞台をアメリカ西部から宇宙へ、そしてインディアンをBEMへ置き換えただけで、中身は大して変わらないというたぐいのものですね(^^;)  舞台が宇宙であるだけの中身がないSFを揶揄する言葉で…

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センス・オブ・ワンダー

[キーワード]:センス・オブ・ワンダー  SFというジャンルを語る上で重要なものの一つが、このセンス・オブ・ワンダーと呼ばれるキーワードです。直訳すると『驚きの感覚』辺りになるでしょうか。これを感じたということは、SF作品に対する最上級の褒め言葉と言っても過言ではないでしょう。  ところが肝心の「センス・オブ・ワンダーとは何か?」となると、これが曖昧模糊としています。例えば「SF作品…

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