さいはてのスターウルフ

[題名]:さいはてのスターウルフ [作者]:エドモンド・ハミルトン  〈スターウルフ・シリーズ〉第二巻です。  前作『さすらいのスターウルフ』で、外人部隊へ所属することになったケイン君。本作でも引き続き、ディルロ隊長の下で傭兵のミッションを遂行することになります。  今回の任務は、行方不明になった大富豪の弟の捜索です。果たして、彼らは無事に目的を達成することができるのでしょうか。…

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さすらいのスターウルフ

[題名]:さすらいのスターウルフ [作者]:エドモンド・ハミルトン  スペースオペラ界の巨匠エドモンド・ハミルトン氏による、〈スターウルフ・シリーズ〉第一巻です。  ハミルトン氏の作品と言えば〈キャプテン・フューチャー・シリーズ〉を始めとする華やかなスペースオペラが挙げられますけど、本シリーズは一転して渋めの内容になっています。主人公に当たるケインは悪名高い略奪集団スターウルフ出身…

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地球最後の砦

[題名]:地球最後の砦 [作者]:A・E・ヴァン・ヴォクト  奇才ヴォクト氏による、時間SFを納めた中短編集です。  本書は中編『地球最後の砦』と短編『消されし時を求めて』の二編が収録されており、どちらも時間移動を扱ってはいるものの互いに関連性はありません。  『地球最後の砦』は、主人公となる女性ノーマと、その元恋人ガースンの二人の視点から描かれており、話が進むにつれ様々な要素が…

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オッド・ジョン

[題名]:オッド・ジョン [作者]:オラフ・ステープルドン  哲学者にして作家オラフ・ステープルドン氏による、超人類ホモ・シューピリアの少年の生を描いた〈ミュータントもの〉の小説です。  作品が発表されたのは一九三五年で、まだジャンル自体がそれほど成熟してはいない時代と思われます。しかしながらこの時期に、パルプ小説やアメコミのようなスーパーヒーローではなく、極めてリアリティのある「…

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火星航路SOS

[題名]:火星航路SOS [作者]:E・E・スミス  スペースオペラの巨匠E・E・スミス氏による、太陽系を舞台とした冒険活劇です。(原題は"Spacehounds of IPC"で、『惑星連合の戦士』の名前でも邦訳されています)  ドク・スミスの代表作は〈スカイラーク・シリーズ〉と〈レンズマン・シリーズ〉の二つですが、本書はどちらにも属さない単作です。執筆年は『スカイラーク3号』と…

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タイム・パトロール/時間線の迷路

[題名]:タイム・パトロール/時間線の迷路 [作者]:ポール・アンダースン  二十世紀SFの中堅作家ポール・アンダースン氏の連作、〈タイム・パトロール・シリーズ〉のエピソードです。  アンダースン氏はかなり息の長い作家さんですが、中でも時間改変を阻止する警察組織タイム・パトロールを描いた〈タイム・パトロール・シリーズ〉は、デビュー初期から晩年に至るまで書き続けられており、氏のライフ…

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ガス状生物ギズモ

[題名]:ガス状生物ギズモ [作者]:マレイ・ラインスター  目に見えないガスの体を持つ生命体ギズモ達との戦いを描いた、ディザスター・ノベルです。(原題は"War with the Gizmos")  作者のマレイ・ラインスター氏は息の長い作家さんで、SF畑に限定しても、黎明期の一九一〇年代から円熟を迎えた一九六〇年代まで執筆活動を続けられました。また、SF以外でも冒険小説や推理小…

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イタルバーに死す

[題名]:イタルバーに死す [作者]:ロジャー・ゼラズニイ  鬼才ゼラズニイ氏による、遠未来の宇宙を舞台としたサスペンスSFです。  冒頭からぶっちゃけてしまいますが、ゼラズニイ氏は本書を不出来な作品と考えていたようで、「本を一つ抹殺できるとしたら、それは『イタルバーに死す』になるだろう」とまでおっしゃっています(^^;) 本書はゼラズニイ氏が脱サラして専業作家になったときに執筆さ…

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泰平ヨンの未来学会議

[題名]:泰平ヨンの未来学会議 [作者]:スタニスワフ・レム  かなりブラックかつ鋭い視点が特徴的な、巨匠スタニスワフ・レム氏のユーモアSF〈泰平ヨン・シリーズ〉の一エピソードです。  作品形式としては、『泰平ヨンの現場検証』と同じく長編小説の形態を取っていますが、あるシチュエーションにより物語が大きく二つに分かれています。本書のメインテーマとなるのは、化学物質による精神のコントロ…

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アルマダ

[題名]:アルマダ [作者]:アーネスト・クライン  自分がプレイしているコンピュータゲームが、実は単なる架空のゲームではなく、現実とリンクしているのでは――そんなゲーマーの妄想(^^;)が本当になるシチュエーションを描いたのが、本作『アルマダ』です。  アーネスト・クライン氏の出世作『ゲームウォーズ』(原題:"Ready Player One")は、八十年代前後のポップカルチャー…

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巨神覚醒

[題名]:巨神覚醒 [作者]:シルヴァン・ヌーヴェル ※このレビューには『巨神計画』のネタバレがあります。ご注意ください。  発掘された太古の巨大ロボットを巡る物語を文書集大成の形で綴った異色SF『巨神計画』の続編です。〈テーミス・ファイル〉三部作の第二部に当たります。  本巻もまた前巻と同様、複数の短い文書を連ねる形で作品が構成され、それを読み進めるうちに全貌が明らかになっ…

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メカ・サムライ・エンパイア

[題名]:メカ・サムライ・エンパイア [作者]:ピーター・トライアス  ピーター・トライアス氏の〈歴史IFもの〉、『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』の続編です。  前作『USJ』は、第二次世界大戦で枢軸国側が勝利した世界を描いたお話で、権威に抑圧された重苦しい世界観と、巨大ロボット「メカ」が活躍する華々しいエピソードのギャップが魅力的な、ディストピア感の強い作品です。八方ふ…

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アルテミス

[題名]:アルテミス [作者]:アンディ・ウィアー  前作『火星の人』で華々しくデビューしたアンディ・ウィアー氏による、月面都市アルテミスでの出来事を描いたサスペンスタッチのお話です。  本書の舞台となるアルテミスは、二〇六四年に月面に建設されることになる架空の月面都市です。一人称主人公のジャズは、幼いころからアルテミスで育った若い女性で、いささか型破りと言うか非合法寄りの仕事を手…

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ドルセイの決断

[題名]:ドルセイの決断 [作者]:ゴードン・R・ディクスン  ディクスン氏の未来史〈チャイルド・サイクル〉に属する中短編集です。  作品としては四つのお話が収録されているのですが、このうち一本はディクスン氏とは別の人による評論、もう一本は別作品の抜粋(しかも当時は執筆中(^^;))という半端な内容なので、実質は二本収録となります。  また、表題作は『ドルセイ魂』と同様イラストレ…

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ドルセイ魂

[題名]:ドルセイ魂 [作者]:ゴードン・R・ディクスン  未来史〈チャイルド・サイクル〉の一エピソードです。  本書は中編二部構成からなるお話で、元々は後半の『兄弟たち』が独立した短編として発表され、"The Spirit of Dorsai"(原書)が出版される際に前半の『アマンダ・モーガン』と、間を繋ぐエピソードが書き下ろされた模様です。  また、原書自体が豊富な挿絵が盛り…

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兵士よ問うなかれ

[題名]:兵士よ問うなかれ [作者]:ゴードン・R・ディクスン  未来史〈チャイルド・サイクル〉の一エピソードです。  元々、このお話は短編として書かれ、ヒューゴー賞を受賞しています。本書はその長編版にあたります。  作品の時代は、ほぼ『ドルセイ!』とオーバーラップしており、ドナル・グレイム君も少しだけ登場する場面があります。もっとも、本書の主人公はドルセイ人ではなく、旧地球出身…

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ドルセイへの道

[題名]:ドルセイへの道 [作者]:ゴードン・R・ディクスン  未来史〈チャイルド・サイクル〉の一エピソードです。  元々のディクスン氏の構想では、〈チャイルド・サイクル〉は十四世紀から始まる壮大な物語になる予定だったようです。シリーズは未完に終わってしまったため、本書の舞台である二十一世紀が一番古い年代になります。作中設定では、人類の恒星間進出を目前にした時代ですね。  原題は…

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ドルセイ!

[題名]:ドルセイ! [作者]:ゴードン・R・ディクスン  G・R・ディクスン氏の未来史、〈チャイルド・サイクル("Childe Cycle")〉に属する作品です。  ディクスン氏と言うと、ポール・アンダースン氏と共著されたユーモアSF〈ホーカ・シリーズ〉(テディ・ベア似の可愛らしい異星人ホーカ達のお話です)で知られる方も多いでしょうけど、代表作となるとこちらの〈チャイルド・サイク…

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砂漠の惑星

[題名]:砂漠の惑星 [作者]:スタニスワフ・レム  二十世紀旧東欧圏の巨匠レム氏による、非生命存在との接触を描いた〈ファーストコンタクトもの〉です。  多くのSF作品に登場する異星生命体はしばしば容易に地球人類との意思疎通を図ることができますが(^^;)、レム氏はそこに疑念を抱いていたようです。氏のそうした考えを反映した作品の一つが、名作『ソラリスの陽のもとに』ですね。同作におけ…

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銀河よ永遠なれ

[題名]:銀河よ永遠なれ [作者]:ポール・アンダースン  価値観の異なる文明との接触を描いた、アンダースン氏のスペースオペラです。  本書はアンダースン氏の未来史〈惑星間協調機関シリーズ〉に属するエピソードなのですが、シリーズに含まれる作品はあまり日本語に翻訳されていません。英語圏では"The Psychotechnic League"として知られており、アイザック・アシモフ氏の…

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